とってもえんぴつが好きです。シャーペンは全然使いません。
子どもの頃、シャーペンが出始めてとても欲しかったのに
なかなか買ってもらえなくてずっとえんぴつを使っていました。
やっと手に入れたシャープペンシルは可愛くて素敵だったけど
書き心地はいまいちでした。
芯が回るのが許せないというか・・・
斜めに減っていく芯が、たまにざくっととんがった方が刺さったり折れたり
もともと筆圧が高い方だったのでよく芯を折りました。

私はずっと算盤をやっていました。
習った人はわかると思いますが、あれにはちびたえんぴつがちょうどいいのです。
右手に持ったまま玉をはじいて、邪魔にならない長さです。
シャーペンではなく、えんぴつです。
気がつくといつの間にか普段もえんぴつを使っていました。

父の教えで『よそはよそ、うちはうち』と、古いものを大事に使い
文明の利器になるべく頼らず暮らす、というのを
だまって守っていた私は、時にとても恥ずかしい想いをしたものです。
たとえば、スキーなんかもずっと合板のカンダハーでした。
みんなワンタッチ(ステップイン式)のスキーの中で、
自分ともう一人の子だけがそんなスキーでした。

スキー教室なんかでは、ちょっと格好悪くて肩身が狭いような気分になりました。
でもおかげで技術では負けるもんかとかなりの腕前だったと思います。
もう一人の子は私よりも上手でした。
名前はえーっと・・・ちあきちゃんです。
ふたりして変なスキーだけど上手だから恥じることはない!みたいな・・・(笑)
それから
、みんなが可愛いペンケースをサンリオショップで買いだした頃も私のペンケースは育ての母の教えで、リサイクルの手作り布製でした。
着れなくなったジーンズなどの端切れを使って、ちくちく手縫いをし、ファスナーをつけて出来上がり。
地味で嫌なんだけど、自分で作ったものには愛着が生まれて
だんだんと流行りのものには心が動かなくなって行きました。
おまけにそのおかげで、今でも再利用の手芸は大得意。
そんな風に育ったので、体裁はあまり気にしなくなりました。

それに、手先が器用になるからと、我が家には鉛筆削りがあったはずなのに
いつもナイフで削っていました。
鉛筆削りで削ると、えんぴつがすぐに小さくなってしまうので絶対に手で削るべき。
当時使っていた二つ折りのカミソリナイフを失くしてから、今はどこにも見つからないので

百均の5センチくらいの小さいカッターで削っています。
えんぴつにはこだわりがあって、両方を削るのは嫌いです。
そして書くときには鉛筆と漢字じゃなくて、えんぴつとひらがなが好きです。
可愛いから。
そして小さくなったら、ペンサックに入れて使います。
前は赤とか緑のを持っていたのにいつの間になくなって今は銀色のしかありません。

そのペンサックにも収まらなくなったら、
ふたつのお尻を接着剤でくっつけてしまいます。
これでもうひと仕事。
えんぴつは手も疲れないし、芯が回らないから書きやすいし
木の匂いがたまらないし、本当に大好きです。
そうそう、そして色えんぴつもすきなんです。
私の筆入れには必ず、赤と青の二色鉛筆が入っています。

だから赤ボールペンじゃなくて赤えんぴつで書かれているものは佐々木の仕事だと、皆にばれています。
また長々書いてしまいました。
今日はこの辺で・・・・・さよーなら。
写真は札幌芸術の森で行った、スーパータイコライブのもの。
楽しかったなあ。またやりたいなあ。
