2009年9月14日月曜日

週末のこと













週末は厚生年金会館で杜の賑いというイベントがありました。

土曜日の朝早くから夜遅くまでリハーサルです。
リハは写真やビデオを撮っても良かったのですが
自分の出ているところは撮れず(当たり前)残念でした。









豊太鼓は開場時に表で歓迎太鼓を打ち
ショーではオープニングにドカンと打ちました。

写真は自分の出番が終わった後のリハーサル写メです。
子ども歌舞伎は花吹雪
アイヌの古式舞踊とトンコリは幻想的に
こきりこ踊りは華やかに
照明がとても凝っていました。








鶴の舞の時にはバックにでかい月が現われて綺麗だったなぁ。
そして個人的にお気に入りはこの白蛇です。
特に顔の細い小さいほうの蛇が可愛かったです。








あと今回観てて良かったのがお三味線が床からセリ出して来るところ
三味線の音だけがしていて、???と思っていると
じゃじゃじゃーんと登場します。

これやってみたいなあと思いました。

他のみんなはとっくに帰ってしまったのに
結局れいかとわたしは最後まで観て帰りました。
ステージが好きなんですよね。
特にリハーサルは、変な緊張感があってわくわくします。

そしてこの日は、とうとう本当に帰国してしまうジェシに
豊太鼓の色紙を届けに、ちょっとだけbarに立ち寄りました。
ジェシはとても痩せていました。
ジェシと知り合えて、私はとてもhappyだったと伝え
写メとって、ハグして、また会おうねと約束しました。
なんだかジェシには本当にまたすぐ会えるような気がします。


barを後にすると、雨が降り出しました。



久しぶりの街中は土曜なのにちょっと寂しげでした。

帰るとさすがにくたびれていたけど
急いで衣装を洗って干します。
そうしてとにかく眠りました。



日曜日は本番です。
二回公演で、一回目は10:30。
雨がぽつりぽつりと来ていたので念のためビニールをかけて歓迎太鼓です。

ステージに出る人は出られないのですが
こちらもすっかり任せることができます。
大人数は大変だけど、こんなときとっても頼もしいですね。
でも太鼓がもう少しあるといいなあ。
でも運搬車が小さくて、今でも全部は入りません。
やっぱりトラックが要るのかなあ・・・


こちら歓迎太鼓。

ちびっこもしっかり打っています。





こちらステージです。
セッティングが終わったところ。
私が大締めと前のセットの真ん中。
れいかさんは前のセットのこちらはじを打ちます。








実は一回目の演奏の直後に、『ただいまの素晴らしい演奏は
エゾ太鼓さんでした。』と司会の方がおっしゃったんですよ!!!

もう、私たち決めのポーズのまま唖然としました。
ふだんあまりうるさくない私たちは
よく『みはらしだいこ』とか『ゆかただいこ』とか
間違えられますが、とくに訂正もしません。
でも今回はあんまり失礼だと思いましたよ。
行ってすぐ打つような現地のMCじゃあるまいし
何か月も前から段取りをしているステージなのに
プロにあるまじきことですよね。
しかも、そのあとの訂正も普通に謝って訂正してくれたらいいのに
『エゾ太鼓はこの後演奏するんですがね』と言い訳がましいことも。
私たちにはまったく敬意が払われていないと感じました。
自分も割と言い訳がましいことを言っちゃうタイプなので
そういうことをやらかさないようにしなければと深く考える機会になりました。

さて、そんなことにもめげず
楽屋でエゾ太鼓でーす!なーんて笑いもすっ飛ばしながら迎えた二回目。

これでこの数か月の大変だった新曲『水神の杜』も最後なのだなぁと
感傷に浸りながら、暗い中でこっそりと、準備運動やおさらいをします。








皆、本当に良く頑張りました。

もちろん私も頑張りました。
DADANでは大太鼓は打たないけど、
本当は割と好きです、大きい太鼓。
小さい太鼓はれいかさん好きみたいです、ドラマーだし。

さてさて、演奏が終わってほっとした楽屋。












後はフィナーレでステージに上がって、その後送り出しをします。
何人かで桶太鼓を外で打ちました。
ヨサコイの方とプチコラボもして、白蛇も走りだし
途中で沖縄公演の宣伝も入ったのでエイサー調になったり
はちゃめちゃで楽しくもやかましく幕を閉じました。

すっかり終わった帰り道。
駅のホームに降りたら夕焼けがちょっと残っていました。
連絡通路からも撮ってみたら、色が違いました。