2009年7月24日金曜日

青森-22日

翌日、朝風呂に入ってから、
今回の最大の目的であるおばあちゃんの病院へ。

思ったより元気になっていたので、いろいろおしゃべりしてたら
途中から疲れて眠っちゃった。

いろいろ出来ることをやってきたけど
本当に間に合わせでしかない気がした。

いくら掃除しても、今だけだもの。

いくら洗濯しても、今だけだもの。

冷凍庫に入れるものを野菜室に入れてしまうじいちゃんは
お魚を腐らして平気だったし。
大きな重い洗濯物は持てないから、汚れたまま放っておくしかなかったみたいだし。

考えるとやるせないから、私にできることだけ、やってきた。
ほんのちょっとの足しになると信じたい。



夜は昨日の練習場に行ってみた。

あったあった。ねぶた。

やっぱりてっぺんは折れていたけど
ぐるっと綺麗に回して見せてくれた。

やっぱり昔ながらの染料で描いた絵はきれいだ。
透過した時の発色がすごく迫力ある。



これが明日練り歩くと思うと、
見たくて見たくてたまらないけど。

私がいる間に、
大きな太鼓を締め直していた。

私たちが普段締める締め方とは
またちょっと違う。
とっても面倒だけど、なかなか緩まなそうな締め方だ。

今度うちの大締めに試してみよう。

その締めた太鼓を大人がどんどこ
隙有らばちびっこもどんどこ練習

うまいうまい!
未来のねぶた衆!



そして、ねぶたの足まわりにある小さい太鼓。



ぐるっと反対側にもある。


こんな小さい子までたたく。

ちいさくてもちゃんと刻んでる。

これはいいなあ。
うるうるきちゃうなあ。

うちの町内会ももう少し太鼓に理解が有るといいのに。

こんな顔
こんな夢中な姿

太鼓が有るだけでいいんだものね。



お風呂に入ってじいちゃんのうちについたら
あっというまに眠りました。



最後の一枚は、病院のロビーにあったねぶたです。

当たり前のようにでーんと置いてあります。
さすがねぶたの町。

つづく。