2009年7月25日土曜日

青森-23-24日

姉と一緒に病院にいると、似ているとみんなに言われる。
顔のつくりは違うんだけど
そりゃ姉妹だもの似ているんだろうな。

もっとずっと居たいのは居たいんだけど
週末にイベントが有るので、帰らなくては。

ほんと、ねぶた見たかったよ。

帰り道は、来たとちがう道を通る。
五所川原を通って青森までは慣れた道。
でもその先は初めての道ばかり。

高速には乗らず、その下の道路を走る。

・・・・・?

ブレーキを踏むとちょっと左に振れる。

・・・・きのせいかな。

しばらく行くとみちのく有料道路。

ちょっとちょっと
気持ち良い道路ね。

交通量も少ないし本当に走りやすい。


でも

・・・・・?

なんか足もとが頼りない。

コーナーでブレーキを踏むと左に振れる。
これはヤバいです。

有料道路が終わってスタンドに寄る。
ガソリンを入れてからお兄さんが一言。
「パンクしてます」
・・・・・がーん


でもあっというまに直してくれた。
なんとネジが垂直にぐっさり刺さってた。

運が悪いとしか言いようがないと言われた。

お兄さんありがとう。
八戸までの道を訊いたら
丁寧に先の先まで教えてくれた。
安心して走っていける。
ありがとうありがとうありがとう。
たくさん言いたくなった。

なぜかここからとっても車が多くなった。

お兄さんの言ったとおり走って
走って
走って
走って

そういえば、全然停まってないなあ・・・と道の駅へ。

ここは六戸(ろくのへ)












なんもない。
ちょっと寂しい道の駅だった。

その先はバイパスが通っていて
早めに八戸についたので、フェリーに乗る前にひと風呂。

着てすぐ入ったはちのへ温泉。

うーん。
気持ちいい。
やっぱりお風呂大好きだあ。

お風呂屋さんになりたいくらいだ。

そうして、無事フェリー乗り場へ。
バイクの人がなかなかそろわなくて、車の乗船が遅くなった。

荷物背負って部屋をのぞくもどこもいっぱいだ。
いくつかある船室も団体の貸切になっていて入れない。
これはロビーで寝るしかないかと諦めて廊下を歩いていたら
そこの大きな荷物のお姉さんひとりですか?と話しかけられた。
おばさんじゃなくて良かったと思って振り向くとフェリーの方が
団体さんの部屋に女性限定で相部屋OKもらってますとのこと。

とりあえずロビーよりはいいのでお邪魔。

が・・・・。
どこに寝るんでしょうか?というくらいごった返している。

ビールを一缶イッキして、皆さんの隙間に寝る。
頭の上に足。
顔の横に足。
足の下も足。
皆に足を向けられているのでほっこり足臭い。

救いはみんな良い人だったこと。

でも、最初まるで知らない動物が入ってきたみたいに
興味津津で観察されていた。

でかいバックからおもむろにベッドパッドを出して
狭いから縦二つ折りにして敷き
さらに毛布をとり出す間、じーっと見られていた。
いつも乗っているので・・・と近くの人ににっこりして寝た。

朝、話声とガサガサごそごそで目が覚めた。
5時半って・・・・・
まあいいか、苫小牧からは近いもの。

起きちゃったから早々に部屋を出た。

暇だから珍しく甲板に出て見た。



ああ 海だね。

そして寒いね。
ただいま北海道。

おしまい。